アルコールは健康に良い?がんになりやすい習慣とは?

SMART LIFE アルコールは健康に良い?がんになりやすい習慣とは? 2019.09.10

スーパードクター明星智洋による『働く大人の健康法』では、最近著書「先生!本当に正しい『がん』の知識を教えてください!」を出版された明星先生にお越しいただき、弊社代表の吉崎誠二との対談を通じて現代のがん診療について学んでいきます。

第7回では、がんになりやすい習慣について説明していただきます。

スーパードクター明星による『働く大人の健康法』第7回~アルコールは健康に良い?がんになりやすい習慣とは~

今回のキーワード
・アルコール
・ピロリ菌

アルコールは健康に良い?がんになりやすい習慣とは

がんになりやすい習慣は…?

吉崎「普段からの心がけががん予防のためには大事なんですね。じゃあ、この習慣はがんを生み出しやすいよっていうのはあるんですか?」

先生「明らかになっているのはやっぱりたばこだね。肺がんに限らず食道がん咽頭がん胃がんなど色々ながんの要因になり得る。あとアルコールなんだけど、これについては面白いデータがあってね。がんに対してアルコールはあまり良くない働きをするんだけど、アルコールを飲むと血管が広がって血流が良くなるから、心筋梗塞や脳梗塞のリスクは下がるんだ。データによると適量のお酒を飲んでいる人は全く飲まない人より2年長生きするらしいね。ただし、飲み過ぎた人は他のがんができやすくなって寿命が縮んでしまう。だから適量のアルコールを飲むのが一番良いんだ

吉崎「たばこはダメでアルコールは適量が良いんですね。そのほかにがんに良い食べ物、悪い食べ物ってありますか?」

先生「はっきり良いと言える食べ物はあまりないんだけれども、悪い食べ物は塩辛いもの、たとえば明太子や漬物はあまり良くないね。ロシアのすごく塩分の強い保存食とかあるじゃない? ああいうものは食道がんや咽頭がんのリスクがあるから危ない。あとは激辛系も刺激を与えるからだめ」

吉崎「やっぱり最初のホクロの話で言ってたみたいに刺激を与えるのががんの原因になるんですね」

先生「そうだね。ホクロの話で言うと、白色人種で顔にホクロがあると日光が当たり続けることによって皮膚がんになるリスクが高いね。日本人は黄色人種だから日光に晒されても皮膚がんになりにくい。けど気を付けないといけないのが足の裏のホクロだね。足の裏は歩くことが刺激になるからがん化する確率が極めて高い。手や胸、太ももなんかのホクロは放っておいてもあまり問題はないんだけれど、足の裏は危ない。だから昔から足の裏にホクロがあるとがんになるってよく言われるんだ」

吉崎「診察を受けに行くかどうかの基準はあるんですか?」

先生「ホクロは形がいびつだったり、境界が不鮮明だったり、色がまだらだったり、大きくなってきたりすれば、早めに皮膚科に受診したほうがいいね」

胃がん予防にピロリ菌を除菌

アルコールは健康に良い?がんになりやすい習慣とは2

吉崎「刺激を与えてがん化する原因って菌とかもそうなんですか?」

先生「そうだね。ヘリコバクターピロリ菌が胃にいると胃潰瘍になり得るんだけど、胃がんの原因にもなる。ヘリコバクターピロリ菌が刺激を与え続けているから胃にできた腫瘍ががん化してしまうんだ」

吉崎「ピロリ菌はどうやってわかるんですか?」

先生「採血でわかるし、胃カメラでもわかる。あと風船みたいな袋に息をはく呼気試験でもわかる。で、ヘリコバクターピロリ菌がいるってわかっても、ヘリコバクターピロリ菌はあくまで菌だから1週間くらい薬を飲めば簡単に除菌できるんだよね。そんな簡単に予防できるがんはないでしょ」

吉崎「でもみんなその予防はやってないですよね」

先生「たしかにやってない人が多いね。なぜなら、胃カメラを実際にやっていないとヘリコバクターピロリ菌の除菌に保険適用ができないから。でも胃がんを防止するために僕はやった方がいいと思う」

(続きます)

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